ワイヤーカット放電加工機 オーバーホールの手順


 当社は、「新品並みの精度・機能の回復」を目標にオーバーホールを行っております。
具体例として、最近行ったジャパックス製ELVYワイヤーカット放電加工機のオーバーホール手順の概略をお知らせします。



1、テーブルや下部アーム・出力ケーブル等を外します。
2、テーブル研磨・セラミック架台整備等を行います。
3、テーブルをベッドに載せて水平を計測し、「きさげ」で調整します。
  基準値に入るまで調整してから下部アーム・出力ケーブル・下部給水・通電ブロックを取り付けます。
  


4、加工層をパテ塗り・塗装した後、乾燥後テーブルを固定します。
5、電源・制御装置と機械を配線し動作確認後、ピッチマスターを使い20mm感覚でX軸Y軸のピッチ誤差を測定します。
  


6、測定した誤差を補正値として制御装置に入力し登録します。その上で再度ピッチ測定し確認します。
    


7、テーブル上にスコヤを置きX軸Y軸の直角を測定します。
8、ケーブル上に円筒を置きスライダーの直角を測定し調整します。
  


9、上部給水・通電ブロックを取り付けます。
10、ローラーなど交換や整備をした上でワイヤーを回してテンションメーターで測定し調整します。
  


11、加工液供給装置を整備します。
12、加工液調整装置に水を入れ、比抵抗を調整します。
13、テスト加工をしながら、通電・給水関係他を調整します。
14、掃除や塗装など外観を整えます。